転院を決意

職場復帰 ④ の続きになります

(2019年5月の出来事です)

 

 

診察が終わり会計を待つ間に今後どうするべきかを考えた

 

不信感があるのにこの病院で手術を受ける事は考えられない

 

かといって右手の症状をこのまま放置する訳にはいかない

 

少しでも早く今の身体の状態を検査してもらいたい

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もう他の病院に行くしかないか…

 

 

そうなると紹介状を書いてもらった方がスムーズに転院できるかなと思い病院の相談室らしき所に行ってみた

 

「転院する可能性があるので紹介状を書いてもらう事は可能か?」と質問したら理由を聞かれたので「病状悪化に伴い引っ越しをしなければならない可能性がある」みたいな事を答えた

 

まんざら出まかせでもない

 

右手の症状がこれ以上悪化して自動車の運転ができなくなると今の生活は維持できない

 

 

 

紹介状を書く事はできるが遠方だと病院の紹介は難しいとのこと

 

となると自分で病院を探した後に紹介状を書いてもらうことになる

 

紹介状を書いてもらうメリットを考えてみた

 

病院によっては初診料が安くなるのかな…?

 

これくらいしかないのかもしれない

 

病状の引き継ぎについてはこれといった検査を長期間やってないのであまり意味があるとは思えない

 

紹介状を書いてもらうにもお金がかかるだろうしまた来院しなければならないだろうから交通費もかかる

 

次の病院にどうしても紹介状が必要と言われない限りは無くてもいいのかな…

 

 

 

 

 

会計が終わった

 

 

一年半以上も通った病院

 

入院もしたし手術も受けた

 

リハビリの先生にはほんとにお世話になった

 

少し寂しいけど仕方がない…

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もうここに来ることはないだろうなと思いつつ病院を後にした

職場復帰 ④

職場復帰 ③の続きです

(2019年5月の出来事です)

 

 

 

いつも通院している時より早めに病院へ到着

 

それでもすでに待合室はかなりの人がいた

 

通院を重ねるごとに混み方がひどくなっていく

 

 

2時間ほど待った頃に名前を呼ばれた

 

担当の先生に右手の症状を話す

 

 

 

手術すると言われた

 

 

 

いきなり予想外の事を言われたのでかなり戸惑いました

 

 

どういう手術をするか等の説明は一切無し

 

 

 

前回の手術は後ろから切って神経の除圧をしたので2回目は前から切る手術になるのが一般的という事はネットで調べてわかっていた

 

前から切る手術は靭帯の骨化部分を取り除き、金属等を入れて首の骨を固定する手法が多いらしい

 

食道や血管を避けての手術になるのでリスクも高い難しい手術のようだ

 

 

前から切るのか?リスクが高いのでは?と、先生に聞いてみると

 

「大丈夫、今は良い機械があるから」

 

機械だけの問題ではないと思うんだけど…

 

日程を決めたいからいつなら手術できるか決めて土曜日にもう一度来院するように(この日は確か火曜日か水曜日)と言われ、診察終了

 

 

何も検査しなくて手術を決めるなんてことありえるのか?

 

MRIだって最後に撮ったのはこの時より半年以上前…

 

 

 

 

実を言うと2〜3ヶ月毎の手術後の診察を受ける度に不信感が募っていた

 

 

 

感覚障害の症状が改善してないのに以前に撮ったMRIやレントゲンの画像を見ながら

「大丈夫、良くなっている」

 

こちらからしつこく質問しない限りは診察時間は5分以内

 

1年以上毎回これの繰り返し

 

 

 

 

 

この診察で、完全にこの病院の事を信じられなくなってしまいました…

職場復帰 ③

職場復帰 ②の続きです

 

復職して一年が過ぎ2019年

 

手術してからも一年経ちました

 

身体の状態は右足の感覚障害以外は良くなったというか、すっかり慣れてしまい「こんなもんかなー」って感じ

 

ただやはり右足は予測不能の状態になる事があってとっても不便

 

疲れすぎると寝る時に痙攣してしまい眠れないとか…

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この頃は任されてた部署が予想以上に忙しくなってしまい、管理をしながらほぼ一日中体を使って作業するという感じ

 

気を使ってもらい適度な仕事量の部署に配置してもらったはずなのにほんとに予想外(汗)

 

おまけに怪我や病気などで立て続けに数名が長期休暇になってしまい圧倒的な人手不足

 

フォローで力仕事をする頻度も増えてさすがに体がキツいと感じるようになってきたf:id:shirocya:20200711073232p:image

そしてゴールデンウィーク明けの5月のある日

 

朝起きてシャワーを浴び髪を洗おうとしたら右手が上がりにくい

 

疲れてるからかと思い深く考えずにいたら数日中に悪化してきた

 

仕事でハサミを使おうとしたら親指と人差し指に力が入らずうまくハサミの刃を開けない

 

カッターを使おうとしても腕にも指にも力が入らず下に押し付ける力が弱い

 

これはヤバいのか?と思いつつも一過性である事を信じて様子をみながら仕事をしてました

 

一応上司に腕の様子がおかしいみたいだから近日中に病院に行ってみるとお願いして予定を調整

 

 

通院まで数日となった朝

 

いつものようにシャワーを浴びると

 

右手の指が開かず髪がまともに洗えない

 

体を洗う時も右手を体に押し付けようとしても力が入らない

 

歯ブラシをまともに使えない

 

顔を洗おうとしても右手の指が開かず水をすくえない

 

タオルでうまく体を拭けない

 

 

なんだこれは?

 

 

病院に行ってみるかと思ったが、片道2時間半ほどかかる上にすごく混む病院なので、すぐに出発しても受診時間に間に合うか微妙…

 

とりあえずなんとか身支度を済ませ出社

 

上司に状況を説明して翌日病院へ行くことにしました

 

④に続きます

職場復帰 ②

職場復帰 ①の続きです

 

 

手術で切った筋肉の痛みもなくなり

 

歩きにくいのには歩き方を変えて対処して、動かし辛い身体にもかなり慣れてきた

 

 

 

一番困っている症状は右足の感覚障害

 

 

例えば右足の爪先をを打撲したとする

 

私は「ぶつけたなー」くらいであまり痛くない

 

でも歩こうとすると力が入らなくなり軽く痙攣してしまう

 

後で見ると爪が真っ黒に内出血してる

 

私は痛くなくても足は痛い時の反応が出るみたい

痙攣するのは過敏な反応らしい

 

感覚が鈍いのに過敏なんてよくわからないけど反射運動の問題みたいです

 

寒い時も自覚があまりないのに右足だけ震えが止まらなくなったりして厄介です

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後は頸椎カラーが取れたのが外観上一番の変化でそれに伴い新たな悩みが…

 

私が手術してまだ完全に回復してないって事を忘れてるのでは?って思う事が多くなりました

 

重量物の運搬や極端に無理な体勢の作業をやらなきゃならない機会が増えてきた

 

キツかったら「できません!」と言えばいいんだろうけど甘えてるとは思われたくない

 

簡単に弱音は吐きたくない

 

 

 

職場に私の病状を理解してくれてる人はどれだけ居るんだろうか?

 

 

手術したからといって完治するわけではない

 

運動障害、感覚障害もどこまで良くなるのかまだわからない

 

 

 

前に読んだ事のある同じ病気の人のブログに

 

この病気は本人は辛くても見た目は普通に見えるから苦しみを理解してもらえない

 

という趣旨の事が書いてありました

 

全くその通りだなって思いました

 

 

③に続きます

職場復帰 ①

間が空いてしまいましたが過去のことを書きます

 

 

職場復帰したのは2018年1月8日

 

仕事初めからでした

 

手術してからほぼ1ヶ月後ですね

 

もう少し療養した方が良いのかな?

でも少しでも早く体を元に戻したい

そう思って復職を決めました

 

仕事の内容はデスクワークと軽作業でしたがやはり思うように体が動かない

 

うまく歩けなくてよく躓いたり首を大きく動かすのが怖かったので動きがぎこちない

 

頸椎カラーは3ヶ月ほど着けてました

 

ネットをみるとカラーを長く着けてると首の筋力が落ちたり回復が遅くなったりするとかで、こんなに長期間着けてる事はあまりないみたいだったけど先生から外していいと言われなかったので…

 

 

一度、電灯交換で何も考えずに脚立に登ったらバランスが取れず落下しそうになりました(汗)

足の感覚が鈍いからか上手く反応できないみたい

 

それ以来、脚立に登ったりの作業はやらないよう気をつけてます

 

 

 

 

時間が経つにつれ、できる事は増えていきましたが回復するというよりは動かない身体に慣れていく、という感じでした

 

 

②へ続きます

地域医療連携について

お医者さん選びって

 

とっても難しいと思う

 

先日受診した病院の掲示板に

 

「かかりつけ医を持って普段の診察はその医師にしてもらい、入院治療や手術が必要な時は紹介状を書いてもらい、治療を当病院が行い病状が安定したらかかりつけ医に治療や健康管理をしていただく」

(文章はうろ覚えだけど趣旨はだいたいこんな感じだったかと)

 

みたいな文書が貼ってありました

 

地域医療連携というヤツですね

 

大学病院のHPにも同じような内容の事書いてあるのも見たことあります

 

 

 

わかります

 

とってもわかるんだけど

 

信頼できる病院が近くに無いから長距離を時間とお金をかけて通院してるんですよね…

 

OPLLは進行する場合もあるし手術後数年で症状が際悪化して手術が必要になる事も多いと聞きます

 

半年に一度くらいの検査をずっと続けなければいけないという話も…

 

 

それを診断してくれる病院の条件を考えると

 

  • MRI等の検査設備が整ってる
  • 脊髄専門の医師が居る

 

最低でもこの2つは必要だと思う

 

そうなるとけっこう大きい病院になっちゃうのでは?と、思ってしまいます

 

 

 

しかしさすがに毎回交通費3万円かけての通院はキツ過ぎる(汗)

 

手術はともかくとして、定期的な検査はお願いできるような病院をなるべく近くで探してみようと決意しました。

 

 

 

最初から納得のいくお医者さん探しをしなかったしわ寄せがきてますね (ノ_<)

通院の結果

昨日の診断の結果は

 

 

あまり行った意味が無かった

 

まあ、自分が悪いんですけどね…

 

 

MRI撮ったりしてみないと現在の状態はなんとも言えないと言われました

 

そりゃそうですよね

 

MRI等の検査を確実にやってもらえる日に予約を取ってもらえば良かったんだけど、最近の症状が悪かったので早く診てもらいたいと焦りすぎてしまいました

 

今までの通院ではMRI予約無しで撮ってもらえたりしたので今回も…という考えが甘かったです

 

冷静な判断ができてない

 

 

 

おまけに右手の運動障害

 

これだけ長い間動いてないと元に戻るのは難しいかもしれないとも言われてしまいました

 

症状が良くない上にそんなこと言われてしまうとさすがに気が滅入りますね…

 

 

でも落ち込んでいても仕方ない

 

前向きにやれる事を考えよう!

 

 

 

とは思うけど上手く出来るかなあ…