ダメ押しの転倒

2020年7月初旬

 

 

上司に作業内容について相談した

 

リハビリを受けたいので週に2〜3回病院に間に合う時間に帰りたいということと、重量物を移動や運搬する作業が症状を悪化させてる可能性があるのでしばらくの間極力避けさせてもらえないかとお願いしてみた

 

定時で帰る事は問題ないし、無理な作業は他の人に頼めば大丈夫との返答

 

 

しかし状況は変わらない

 

仕事が残ってるのにそのままにして帰るとという事ができない

 

重量物の運搬も頼める人が忙しそうだと自分でやってしまう

 

自分の性格の問題なんだろうな…

 

 

結局何も変わらないまま仕事を続けていたある朝

 

目が覚めてトイレに行こうと廊下を歩いていたら転倒した

 

このところ調子が悪いと特に寝起きに足の動きが悪い事が多かったので気をつけてはいたんだけど油断してしまった

 

とっさに首をかばって倒れたので両腕をひどく打った

 

とりあえず頭は打たなかったようなので直接の首への衝撃はなかったと思うけど打った両腕がひどく痛むし足の痺れがいつもよりひどい

 

とりあえずその日は仕事を休み翌日に地元の整形外科を受診した

 

打撲と診断されただけで首への影響に対してはは、ほぼノータッチでした

 

 

打撲の痛みがひどかったのでまたしばらく休職…

 

 

あまり良くない状況が立て続けに起きてるのでさすがに気持ちが落ち込んでしまった

 

休んでいる間、考えることといえばネガティブな事ばかり…

 

右手は今のままの治療だけで良くなるんだろうか?

 

最近両腕に神経痛があるけど左手も動かなくなるんだろうか?

 

仕事は続けられるんだろうか?

 

こんなに休職ばかりしていて生活していけるんだろうか?

 

そもそも闘病中の自分には現在の仕事はキツすぎるんじゃないだろうか?

 

 

頭の中は不安でいっぱいになってしまった

地元の病院で検査

2020年6月

 

地元の整形外科の病院の診察を受けました

 

初診です

 

問診で手術前後の経過と1年前から右腕の運動障害があること、現在神経痛があること、腰のヘルニアだと診断されていることを伝えてからレントゲンとMRI

 

レントゲンの結果では、手術で入れた人工骨が少しズレていると言われました

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矢印の箇所です

 

他の病院でもレントゲンとか何回も撮ってるけどこれを言われたのは初めて

 

首の骨が変形しているからという事もあるみたいです

 

「そっか、こういうものだと思ってたけどズレてるのか…」

 

と、少しショックを受ける

 

でも少しだけなので問題はないらしいです

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MRIの画像

 

◯の所が細くなっている

 

前からこんなかんじだったと思う

 

 

痛み止めの薬を飲んで様子を見るという診断でした

 

右手の運動障害についてはやはり電気治療くらいしかないとのこと

 

 

 

最近仕事で重量物を移動したりすると首が痛くなったりしてたから今までなかった痛みが出始めたのはやはり負担をかけすぎなんだろうなと思う

 

今の多忙すぎる生活をしてると右手の症状が改善する可能性のある電気治療のリハビリにも通えない

 

OPLLそのものは完治しないし進行する可能性もある

 

だけど右手だけはまともに動かせるように回復させたい…

 

 

 

仕事の負担を減らすことを考えないとますます悪化していきそうだ

 

上司に相談してみることにしました

2020年前半の病状

やっとで2017年の発症から2020年までブログが進みました

 

 

書き始めた当初はもっと早く現在まで到達するかと思っていたのですが思いのほか時間がかかってしまった(汗)

 

 

 

 

2020年に入ってからは仕事がかなり忙しくなってしまいました

 

 

右手が思うように動かなく出勤の準備に時間がかかるので早起きしなければならないので早寝したい

 

帰りが遅くなるので睡眠時間を確保しようとすると最低限の事しかできない

 

時間的にリハビリも通えないし食事も時間のかからないコンビニ弁当ばかり

 

毎日の日課にしていた20分程度のストレッチもできない日が多くなってきたし猫と遊ぶ時間もあまり作れない

 

週末は疲れきってぐったりしてしまい掃除とかの家事もサボりがちに…

 

「やはり今の身体の状態では健康な人と同じように働くのは無理があるのかな…」

 

そんなふうに考えるようになってしまい、仕事に対するモチベーションがどんどん下がってきた

 

そんな生活を続けているうちに身体の状態が悪くなってきた

 

首、両腕に神経痛のような痛みが出はじめ日によって右手の動きが悪かったり足の痺れや痙攣が強い事がちょくちょく出るように…

 

 

カレンダーを見てみると5月

 

「ああ、右手が動かなくなってから1年になるのか…」

 

2019年の9月から約8ヶ月間主治医の受診も検査もしていない

 

通院してみようかと思い病院に電話してみると新型肺炎の影響で県外からの来院は規制しているとのこと

 

まあ仕方ないですよね…

 

 

かといって症状があまり良くないのに何もしないのもどうかと思い、地元にある病院を調べてみるとMRIのある整形外科病院がありました

 

手術とかはやってない病院みたいだけどMRIがあるなら現在の状況は診断してくれるだろうと思い、行ってみることにしました

 

次へ続きます

2度目の仕事復帰

2019年9月下旬

 

依然として右手の運動障害は良くなる気配はなし

 

会社の上司が「出来る仕事をやれば良いから仕事に復帰してみては?」と、言ってくれたので職場に復帰することにしました

 

断薬には成功したので心配事は減ったけど、やはり日常生活に手こずっている状態での仕事はやれない事が多くてストレスが溜まる

 

デスクワーク的な事をやってもパソコンのマウスがまともに動かせない、タイピングが遅い、字が上手く書けない、などなど…

 

それでもできる仕事しばらく続けていると、右手の甲が腫れてきたようで少し痛みを感じる

 

 

不安になったので職場近くの整形外科のある医院に行ってみた

 

 

レントゲンと問診の結果、骨や関節には異常なし

長い間右手が動けてないので筋肉が痩せてしまっていることからの症状らしい

 

末梢神経の修復を助けるビタミンB12の薬を処方され、電気治療のリハビリを勧められる

 

電気治療はやってみた事がなかったので週3ぐらいのペースでしばらく通ってみた

 

これが効果があったようで、今までは右手を動かそうとしても無感覚で動かないだけだったのに対して極端に疲労して動かせない時のようなだるさを感じるようになった

 

しばらくすると字もある程度書けるようになり、マウスも前よりスムーズに使えたり、箸も少し上手になったりと少しづつだけど快方に向かい始めたようでした

 

右手に関しては良い方向への症状の変化は初めてだったので嬉しかったです

 

ちょっとだけ明るい気分で2020年を迎えられました

断薬 ③

断薬 ②の続きです

 

2019年9月

 

 

通院当日もいつも通りの減薬ができました

 

 

慣れないJRでの長時間移動の間に離脱症状が出ないか不安だったけど問題ありませんでした

 

 

診察内容は症状の説明だけで特にこれといった変化は無し

 

減薬が思うように進まなかった場合、断薬前に薬が無くなるのが怖かったので痛み止めはいつも通り処方してもらいました

 

3ヶ月後の2019年12月に次の受診を予約して終了

 

 

 

 

通院翌日からは朝の薬を飲むのを止めて夜に半錠だけ

 

それを5日続けた後に4分の1錠まで減らしてみました

 

1日3錠から2錠に減らした時よりスムーズに減薬できた感じで離脱症状は無し

 

その後寝る前に4分の1錠だけを5日ほど続けた後に断薬

 

これ以降は1度も薬を飲まずに過ごせるようになり断薬成功!

 

減薬を始めてから約2ヶ月かかりました

 

 

私の場合は2ヶ月間服用していただけなのでこの程度の苦労だけで断薬できたのだと思います

 

 

慢性的に痛みが強い人は複数の薬を多量に数年飲み続けなければならない事もあるようなので、そういう方々が断薬をしようと思うともっと長期間かかるんだろうし苦しみも私の比ではないんだろうな、と思います

 

 

 

私は今まで薬を飲んでもこれといった副作用等感じた事がなかったので今回の事にはいろいろ考えさせられました

 

 

薬とは上手に付き合っていかなきゃなんないんだなあと思いました

断薬 ②

断薬 ①の続きです

 

 

断薬中の通院

 

2019年9月上旬

 

 

減薬は順調に進み、基本的には一錠を半分に割って朝、寝る前に飲むだけで過ごせるようになった

 

1日1錠

 

3分の1に減らせたということになる

 

調子が良い日は朝の半錠を抜いてもいける時もある

 

 

次は1錠を3分の1か4分の1にカットして1日当たりの薬の量を1錠以下に…

 

朝は出来る限り無し

 

寝る前の量を少しずつ減らしていかなきゃならない

 

そんな事を考えていると断薬の妨げになりそうなイベントが…

 

 

通院の日が来てしまいました

 

 

今回はJRでの日帰り通院を計画しました

 

かなり早朝に出発し、帰りは夜中になってしまうので猫はペットホテルで2泊予定

 

問題は私の身体

 

JRで長時間座っていると離脱症状が出ないだろうか…

 

いざとなれは薬を飲めば大丈夫とは思うけど、せっかく減らしたものを戻したくない…

 

あとは副作用なのか減薬注意だからなのかはわからないのだけど必要以上に何事にも不安を感じる

 

それに頭の働きが鈍いように思える

 

なんだか手の運動障害や基本的なOPLLの症状よりも薬の心配ばかりになってしまってるな…

 

 

 

JRでの通院は初めてなのと、公共交通機関に全く乗り慣れてないので、乗り換えうまくできるのか?無事到着できるのか?と、心配になってしまう

 

 

猫も慣れない所での2泊に適応できるかが心配…

 

 

でも、今後も通院を続ける事を考えると私も猫も慣れなきゃならない

 

 

 

 

 

とにかく行かなくちゃ…

 

 

そう覚悟を決めて出発の前日の夕方にペットホテルに猫をお願いして、翌日の早朝JRに乗り込みました

 

 

断薬 ③に続きます

断薬 ①

2019年8月

 

 

出来るだけ外出を避け、部屋に引きこもって過ごし痛み止めを飲む回数は1日2回の朝、夜だけに減らすことに成功

 

 

ここからが問題だ

 

 

朝に薬を飲まないと気分がひどく落ちる事が多い

 

夜に飲まずにいると眠れない

 

一度寝る時間が遅くなり眠る前に離脱症状が出た事がある

 

眠ろうとすると足がムズムズして不快感のあまり一睡もできなかった

 

むずむず脚症候群というらしく、かなり辛い

 

 

 

現状から薬の量をどうやって減らしていくか…

 

 

思いつく手段は薬を割って少しずつ飲む量を減らして身体を慣れさせていく事だけだ

 

 

飲んでいる痛み止めは俵型で切り分ける線も付いてないのでカッターのような物で切るしか無さそうだ

 

とはいっても今の右手の状態ではカッターもハサミも使えない

 

 

良い物がないかとAmazonで探してみたらピルカッターという物が安価であったのでダメもとで買ってみたらなかなか調子が良い

 

 

とりあえず朝だけ出来る限り半分に切ったものを飲むようにした

 

 

半分では足りなくて後で残りの半分を飲んでしまう事もたまにあったけど、確実に薬の量は減りつつある

 

 

もう8月…

 

休職してから3ヶ月になろうとしている

 

なのに一向に右手の運動障害は良くなる気配がない

 

それどころか薬に縛られてる感じでまともな生活すらできていない

 

いったいいつになったら復職できるのだろう?

 

生活費は赤字続き

 

いつまで生活を維持できるんだろう?

 

不安な気持ちで心が潰れそうになる 

 

いざとなれば今の右手の状態のまま復職しなければならないかもしれない

 

今の職場への復帰が無理なら転職も考えなければならないだろう

 

そのためにはとにかく断薬しなければ…

 

②へ続きます