手術後

名前を呼ばれて目が覚めた

 

まだ麻酔の効果が残ってるのか状況を把握するまでに時間がかかりました

 

首、肩、背中にかけての強く鈍い痛み

 

高熱を出して寝込んでいる時のような辛さ

 

何も考えられない

 

 

看護師さんが首にカラーを付けてくれて麻酔を出すために水分を多くとりなさいみたいなことを言われたような気がする

 

付き添ってくれてた家族に手術はうまくいったらしいとかの事を言われる

 

でも、手術の結果どうこう考える余裕がない

 

ただただ苦痛の時間

 

長い長い時間

 

 

とにかく眠っていたかった

少なくとも眠っている間は起きているより苦痛は少ない

 

だけど長くは眠らせてもらえない

体位を変えるのと水分補給で眠っていても起こされる

 

 

 

 

病室に戻ったのは多分夕方だと思う

でもなぜだか感覚的には深夜に思えた

 

 

本当に夜になった頃…

後で考えたらなんだけど看護師さんのメンツが変わった頃…

やっと自分の状況が確認できた

 

首にカラー

これはさっきつけてもらったな

あと、首の後ろから管も出てるみたい

 

腕には点滴

これは手術前と同じ

 

尿を出す管もついてるな

 

足にはマッサージ機みたいなのがついてる

エアーの音が規則的に聞こえる

エコノミークラス症候群対策だろう

同じ病室の手術終わった人と同じだね

 

 

 

痛いなあ…

暑い?のかな

とにかく居心地が悪い

 

 

 

病室にに戻ってからは部屋の照明を消してベッドの灯りだけだったのかな?

 

暖色系の灯りだけがやたら記憶に残ってます